ぶたのぶう太が可愛いなあと思って、この作品を購入しました。
絵柄とストーリーのギャップが非常にあり
いい意味で「読み手を複雑な思いにさせる」内容で
おもしろくて深い作品だなと感じました。
直接的なエロシーンは2ページと短めで、プレイ内容も手コキだけです。
ただ、調理されたり幸せそうに燃えるぶう太も、エロいとも言えるのかな?
文字通りの意味で、ぶう太は美味しく料理されてしまうわけですが
ぶう太にとっての幸せは、美味しく食べてもらえることであり
パーティに駆けつけたいじめっ子たちや、とらおにしても
美味しい食事ができるわけで、ハッピーエンドなんですよね。
ただこの状況を、作品世界の外から見ると複雑な気持ちになってしまう。
例えば、現実でいうなら「DV夫を愛し続けてしまう妻」のように
「その世界はうまく回ってて、当事者は幸せに感じているけど
外から見ると、えええそれでいいの!?」となる感覚でしょうか。
そういう意味でこの作品は、「本当は怖いおとぎ話」に近い印象を受けました。
つまり、簡単にまとめると「どの世界でも食べ物は美味しくいただこうネ!!」ってことだと思います。
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