ある日Twitterに流れてきた、しばらく更新できませんのツイート。
人にはそれぞれの事情があるからなぁ―そんな、軽い気持ちで目にしていたあの時。
復活の声が上がることなく、季節だけが移ろっていたある日、ついに来た、一時帰宅の呟き。
待ってましたと喜んだものの、なんとなく引っかかりのある文面。
その答えは、やがて流れてきたこの新刊のツイートで判明。
予想を超えた事実に、言葉をなくした。
事の真相を知りたくて、131日間の軌跡を夢中で追った。
分かる人には分かるピンポイントのネタや、素敵絵。そして、心の叫び。
125ページに溢れた、生々しい欲望。
不自由で平坦で、非日常な日常で、なんとか自分を保つ為の営みが、そこに綴られているように感じた。
読み終えた後、心から思った―おかえりなさい
追記:これは全くの余談だが…
自分の誕生日の日の日記挿絵が、昔、某G系雑誌で自分がグラビア採用された時の号の表紙画の別アングルみたいな構図だったのが印象的だった。雑誌の表紙画の方は、戎橋先生ではなく、某大御所男絵師様の手によるもので、褌姿だったけれど。
このレビューは、
15 人中、
10 人の方が「参考になった」と投票しています。(キャッシュの都合上反映に時間が掛かる場合があります)