夢を見た。おとうさんと蒼介と、初めて顔を合わせた時の。 イヤな感じは全然しなかった。 それだけは、はっきり覚えてる。 そんな夢を見ていた頃、家が、蒼介が、どんな事になっていたのか、私だけが、知らずに――…。