始皇歴元年。
シーサス南部に、覇者が誕生した年。
そして、シーサス北部の厄災が始まった年。
シーサス南部の覇権を握ったその覇者は、南北を隔てる地峡部で竜脈を寸断する呪いを施した。
南には祝福を、北には災いを。
以来、南部は潤い、文化を育んだ。
反対に、北部は荒み、争いが続いた。
それから五百有余年。
新たな覇者は北に生まれた。
アルタス・イル・グランハイド。
不可能とされた北部の統一をわずか数年で達成した北皇帝が目指したのは南征。
目的は太古の呪いを解放するため、そして……己が復讐を果たすため。
…………
シーサス陸島と呼ばれる島は、中央が地峡となっており、南部と北部に分かれている。
グランダス帝国を統べる若き帝王アルタスは、有史以来乱戦続きの北部を初めて統一した。
だが、500年前に竜脈(土地の霊的な流動)を南部にせき止められて以来、北部の土地は作物もロクにできない荒地のままだった。
ようやく統一国家が興ったものの、現在の狩猟に頼る食料確保では、北部の自給分などまかなえるはずがない。
北部の争いの歴史は、絶対的な食料不足に起因しており、このままではいつまた戦乱が起こるか判らない状態だった。
農耕による食料自給なくしては、北部の安定は望めないと判断したアルタスは、南部へ侵攻し、せき止められている竜脈を解放する決意を固める。
こうして、アルタスは南征を宣言し、竜脈をせき止めている南部のシュレス皇国へ侵攻を開始した。
竜脈を解放するには、解放の儀を執り行う呪い巫女と、その際に触媒体となるシュレスの皇族が必要。
緒戦の中央地峡戦で、呪い巫女のソフィアを捕虜にし、続いて皇都シュレンに攻め入って、第一皇女のエミリアも捕虜にすることに成功する。
巫女と触媒体になる皇族を手に入れたものの、それぞれが協力的でなければ、術は失敗し、最悪術者や触媒体の命にかかわる。
なんとしてでも、こちらの意に従ってもらわねばならないアルタスは、二人に対して性的な○○を施すことにした。
将来的にも利用価値のある呪い巫女のソフィアには、女としての悦びを与え、自分から離れられなくなるよう仕向け、エミリアには、徹底的な○○○○を施し、皇女としてのプライドを打ち砕き、性○○として隷従するよう仕向けた。
こうしてアルタスは、二人の女を別々の方法で自分の虜にする○○を始める。
徹底的な○○○○に、底なしの○○を味わうエミリア。
しかし、さまざまな手段で辱められるうち、エミリアの肉体はアルタスの責めに順応していく。
一方のソフィアも、巫女としてタブーであった男を知り、少しずつアルタスに惹かれていった。
アルタスの思惑どおりに堕ちていく二人の女。
しかし、皇都が陥落しただけで、シュレス残党軍はいまだ各地で抵抗を続けている。
エミリアも肉体は順応したものの、心ではいまだ抵抗の火を消そうとはしない。
そんな時、第二皇女のシェリルが捕らえられたとの報告が入った。
アルタスは、万が一のことを考えエミリアの予備としてシェリルにも○○を施しはじめる。
だが、術を行う次の新月が近づいた頃、同盟国の援軍を得たシュレス残党軍が反攻を開始した。
このまま、撤退を余儀なくされるのか?
それとも、女達を従えて、術を執り行うのか?
そしてその先には、いったい何が待ち受けるのか……。