明確な時代の記載はないですが、恐らく昭和の戦中あたりの時代をモチーフに描かれた作品。
夫が出役(出兵)中の世帯へ大学進学のため下宿に来た主人公、ふとした切欠で下宿先の奥さんに欲情を覚えてしまい、勉学が手につかなくなってしまう。
倒錯した意識の中、奥さんが自分を誘っていると勘違いし、襲い掛かるという流れ。
まるで明治〜昭和戦前の文学作品みたいなノリで、その雰囲気が非常に良いです。
現代劇なら夫の出張となるところを出兵に置き換えただけにも見えますが、下宿って制度が現代では珍しいので時代設定もうまくいかされていると思います。
敢えて注文を付けるなら、情事は結局主人公の妄想の中だけの出来事だったとか、そういうオチのほうがより「それらしかった」かも。
あと奥さんが、最初こそ「私には夫が、こんなこと許されません」等と抵抗するものの、
わりと情事の序盤からウェルカムっぽいのもマイナスポイントかもしれない。
中出しについても拒否の態度は見せてほしかった。夫不在中の妊娠なんてほんと手詰まりなんだから。
けどその辺全部差し引いても尚、本作は満点の星5なんだよねー。
人妻好きには全力でオススメです。