華やかな叔母の佳代に憧れ、ネオン蝶になることを夢見ていた桜子。十九歳の誕生日に静岡の家を出て、佳代の元に。 池袋にある佳代のスナックを手伝うことになった。しかし経営は苦しく、佳代は借金のカタに桜子を金貸しの大黒に差し出す。 佳代を恨む桜子だったが、他に帰る場所はなかった。プロのネオン蝶として生きる決心をした桜子は……。