少ないページ数で大きな濡れ場が2回盛り込まれていますが、ストーリー性も維持されていてページ配分のバランスがいいです。
あるいは、少ない字数、コマ数で中継ぎの話を語っているのが上手いと言えます。
初回は強姦ですが、「夫には黙っていますからお義父さんも忘れてください」と嫁が引く。
家族間で波風を立てたくないというような事情が汲み取れてこの辺りは良いし、舅もそれでいったんは引き下がる。
そこから2回目の強姦へ至る経緯(インターバル)として非エロシーンを差し挟み、妻、舅の事情を周知することで2回目が引き立っています。
ただし、夫とセックスレス状態なのに舅とは作中初回の絡みから最後まで中出し連発しているのが良くない。孕んだらどうするとかそういう空気が全く感じられないので、出しちゃいけないところに出すっていう火遊び感が薄い。連発によって安売り感も出ている。
また、結局淫堕ちオチで最後は夫に隠れて舅と関係するのが日常化して、嫁のほうから誘うようになっているってのもありきたりかなぁと。
大筋でオススメ良作なのですが、淫堕ちは飽きたなぁ・・・って人は様子見が無難かもしれません。