ファンタジー世界ということで身構えながら読み始めましたが、気付けば作品世界に呑み込まれている自分がいました。
鮮明な情景描写、緻密な世界設計、全編に通底する祈りにも似たメッセージと、最後まで飽きさせない工夫。どこをとっても現状、氏の最高の一編だと思います。
性的な描写は迂遠ながらも豊富な語彙で表現され、直接的な表現が苦手な方でも素直に受け入れられるよう配慮されているのだと感じました。
間違いなく力作。これは氏の新たなる境地です。
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