「これ以上、煽らないで?」 熱っぽい視線だけではしたなく欲しくなる──…。 旅館「和くら」の女将として充実した日々を送る郁香。 ある日、夫の汐祢が珍しく疲れた顔で帰ってくる。 そんな中、郁香の誕生日に旅行に行くことに。 熱く甘い夜を過ごす二人だったが、 郁香には汐祢が何か悩みを抱えているように感じて──…?