大正末期、不死の吸血鬼・成宮いちかは、 人間の池田薫とある契りを結んでいた——。 人として生き、人として死んだのち、 いつの日か再会するという盟約…。 時を経て再会した二人だったが、 薫には盟約の記憶は失われていた。 記憶を失ってはいても、強く惹かれあう薫といちか。 有限の生の人間と無限の生の吸血鬼。 二人は愛を取り戻すことができるのか!?