月のない夜、愁介は苛められていた少年を助ける。 陰間茶屋に引き取られ「椿」と名付けられた少年は、夜の「蝶」となっていく。 愁介への想いを内に秘め──。 ※この作品は『男子上等!17』でもお読みになれます。