エロなしではありますが、それ以上にトムエナ二人の甘々の安定感にしてやられます。トムさんが料理できるようになっている・・・。冷蔵庫に必要なものは何でも揃っていて、トムさん曰く「エナさんさすがや」。一人だった頃はコンビニ弁当らしきもので済ませていたトムさんの暮らしぶりが大きく変わっていることが伝わってきます。調理描写はお料理好きな熊谷先生ならではと思いました。実際に作ってみたくなります。エナが最初に熱を出した時に横でヌイてしまったトムさんとは随分変わりました。依然として甘々ながらも、それだけ二人の関係が「夫婦」になっているのだな、と実感します。くそぉ、幸せ者め!
(想定上の時間的前後関係は不明ですが)トムさんが墓前で永遠の愛を誓った後、二人の相思相愛が前にも増して暖まり、年越しという瞬間にも必ず二人でいる、という事実がそれを象徴しています。この甘々はずっと続いていくのだろうと感じつつ、till death do us apartが伏線として常に横たわり続けていて、今後の展開が気になります。(次回作も多分読んでしまいます。)
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