今日は私と圭吾さんの3回目の結婚記念日。幸せ…。この幸せを壊してまで駿太と続けようとは思わない。圭吾さんだけが私を大切にしてくれる人だ。でも…ベッドではやっぱり物足りない…。駿太なら…もっと…もっと…。
だけどもうダメ。正直、駿太とのセックスは欲しいけど、遊びで不倫するなら、お互いきちんと線を引かないと。そう思って駿太を避けていたのに、会社のエレベーターで二人っきりになってしまった。
「素直になりなよ。今すぐにでも欲しいんでしょホントは」
「もうオレと何度もセックスしちゃってる事実は消せないよ」
ダメ…!本当にもう……ダメ…!
※この作品は【秘密の恋愛授業】vol.106でもお読みになれます。