岸田劉生の絵に導かれひたすら 彼の世界を探し続ける大紀たち。 彼らの前にお迎えとした現れたのは 愛娘である麗子“たち”であった。 劉生が戻るまで滞在しながらも 大上は大紀の感性に触れ、 今までの自分の価値観について 改めて見直しつつあることに気付く。 そんな中、とうとう『彼』が帰還するのであった。